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執筆者の写真益子晃人

3cm


たかが3cm

されど3cm


この差があるかないかは、相当異なる。


玄関前の大工んに作ってもらったというベニヤ板のスロープは、もう2、3代目だったとのこと。

歩くためのスロープだったので、多少急でもよかったのだけれども、車椅子の利用も増えてきたので、しっかりと長持ちするものを作ってほしいとのご要望でした。

裏口のスロープ、もう十数年前に弊社で設置させてもらってもの。

一度も手を入れずで使い続けてもらっています。


そんな訳で今回は、取り外しが出来るように2分割で、砂利の上も通るようにので床板を作ってほしいとのご要望でした。

もう少し緩やかにしたいところでしたが、重さもあるのでこれくらいにしてみました。

乗り上げ先も2.5cmほど“段差”が出来てしまうので、樹脂とアルミの役物を作ってみました。



側溝部分は、3cmほどコンクリートを削り少し緩やかに改良してみました!

十数年据え置かれていた部分も多少の割れはあったものの腐ることもなくしっかりしていました。

割れ部分も今回3cm詰めさせてもらったので、まだまだ安心です。


お天気もよく、ご主人も体調がいいようで、工事中のスロープのないところを杖で越えてこられました!

(転倒もこわいので、後ろからサポート体制をとらせておりました。)

完成後、奥様に車椅子を押して頂き、僅かでもある大きな差を確認して頂きました。

日常のささやかながらのお手伝い。

少しでも負担が減り、ご夫婦共にお元気で過ごされますように。

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