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執筆者の写真益子晃人

昭和。

更新日:9月24日

4年ほどになるOB様よりご連絡を頂きました!

(タイトルは昭和だけど、令和のお施主様)


「那須住宅さんで設置したものではないのですが…」と前置きをしながら


「キッチンに設置した収納家具が壊れてしまいました。」

「直るかどうか診てもらえますか?」と。



その家具は、打ち合わせのときから資料をもらっていたり、お引渡し前にいっしょに搬入設置のお手伝いをした思い出のある収納家具なので、直せるものならとお伺いしてきました!


「ある日、突然黒い棒状の部品(ベアリング)が落ちてきたんです。」とご説明くださいます。


どんなレールか解らないものの、ひとまず外せるビスを外してみたりして、引き出しを取り出します。

見ると右側上部のベアリングが外れてしまっていたようです。

レールも取り外し、組み立ててみるもうまく入りません…


よ〜くみてみると、

レールの枠が広がっていました。

広がってしまった隙間から、飛び出したようです。

飛び出さないための切り欠きの曲がりも少し戻してみたら、折れてしまい…

代わりにタップを切り、ネジ留めで飛び出し抑制とし無事修理完了となりました!



伺ったときに、私の車の到着と共に元気に出迎えてくれたお兄ちゃん(幼稚園児)


『どーぞー』といって

奥様がお出になる前から案内してくれます♪

当時は、生まれたばかりだったのでもう立派なお兄ちゃんです。


旦那さんによると、どうも今回の犯人?はこのお兄ちゃんらしいのです。

隣の炊飯器の棚も含めて、ちょうど手をかけたときに重さがかかる高さになってしまっていたようです。


原因が判明して、

『大切に使ってね』の言葉に

明るく『は〜い♪』と返事が帰ってきます!

ご家族の日常が見えるようで、こちらもなんだかうれしくなってきます♪


その後もお茶を頂きながら、いろんな話をさせて頂きました。


季節は過ぎてしまいましたが、ペレットのお話も。(写真は少し前のもの)


エアコンとストーブとどちらがランニングコストがかからないかとか、やってみたようです。

(こちらも興味津々!)

聞くと、販売店のペレット量り売りがよかったようで、コストバランスもいいようです。

シーズン前とシーズン中、2回ほど買いにいっているとか。


ご主人様も

『ススもあまりつかず、底の灰をとるくらいで全然思ったよりも楽ですよ!』と。

(ペレットストーブだけど、屋根を貫通する煙突があるんです。)

奥様も

念願の⁈『お芋も焼けるし』

『スイッチひとつですぐにあったかいのでよかったです♪』のお言葉。


ご主人様だけでなく、奥様目線でも喜んでくださっていたのは、うれしいですね!!


益々オススメ暖房となりますねぇ♪



そして、お迎えにきてくれたお兄ちゃんと共に

お向かいの奥様からも診てほしいところがあるとお声がけ頂いておりましたので、向かってみます。


こちらもさらに少し前にお世話になっていたOB様のお宅です。


伺ってみると…


お兄ちゃんもついてきます!

私が、「おじゃまします。」言いながら入っていくと…


お兄ちゃんも、

『ぼくも!』と続きます


私…『⁈』


お向かいの奥様も

『どうぞ〜』と、お声をかけて下さいます。


「大丈夫なのよー

お向かいさんで仲良くさせてもらっているんですよ」と話してくださいます。


私もちょっとびっくりしながらもなんだかうれしい瞬間でした。


さて本題!

こちらは引き戸のソフトクローズの調子がよくない…

いくら外して調整してみてもよくならず…です。


その調整作業中もお兄ちゃんは、お家の中をキャッキャしながら、走り回っています!!


その光景は、まさに自分のお家です。


でも、どこか見覚えのあるような光景です。


そう!!

それは、私の子供の頃の光景。


ご近所の友達の家に友達が居なくても、おじゃましていたような…

そんな景色。


途中、お兄ちゃんを探しにきた奥様。

奥様同志の挨拶もなんだかとても懐かしい雰囲気です。


この光景は、まさに昭和!!

令和のこの時代に

こんな景色の中にいる自分がなんだかうれしかったです♪


両OB様は、少し年も離れていたり建てた年も違っていたけど

お子様を通じて、交流する機会が生まれ

地域と言わないまでもご近所の中で子育てが出来ている。

それが、弊社のOB様のところでできている!


何よりもうれしい光景でした♪


お仕事の方は

結局、部品交換をさせて頂くことなりましたが、次に行くときも楽しみが増えますね〜




昭和50年代

母方の実家(ばあちゃん家)には、長期休みになると、よく遊びに行っていました。

ばあちゃん家の近くには、母の叔母(大叔母)の家もありよく行ったりもしてました!

一つ上のいとこといっしょに野山を走りまわったりしながら、いっしょに可愛がってもらいました。


その大叔母が先日、次のステージへと向かいました。

96歳。

ほぼ私の倍になりますねー

穏やかに眠っているようでした。


今日は、お通夜式。

遠い親戚にお会いさせて頂いたり非日常な大切な時間ですね

最期は施設に居たのですが、コロナ禍で母も思うように会えずな近年でした。


そんな数年でしたが、最後に大叔母の写真集を見せてくださいました!

施設の方が1冊の本にしてくださったそうです。

かわいい笑顔が素敵な一枚


施設での日々がたくさん詰まっています。

思うように会えなかったけど、こんな風に仕立てて下さる気持ちに親戚一同みなほっこりしています。

私が子供の頃に見ていた笑顔となにも変わっていない。

40年経ってもそんな風に思えます…


そんな大叔母が晩年作っていた“刺し子”

一針一針丁寧に作られています。

初めてみる刺し子だけど、表の刺繍だけでなく、見えない合わせ目までしっかりと縫ってあります。

私の知らない頃には、和裁の先生だったそう。

母もいろいろ教わったそうです。

そんな宝物をまた頂きました!

『おばちゃん親子でお世話になりました。』


ばあちゃんたちと向こうでも楽しく過ごしてね

ありがとうございました。


いろいろあった一週間だけど、

令和の今週もがんばりまーす!

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